食事や生活習慣を見直すことで、大腸癌を予防する方法などについてご存知でしょうか?現在の日本では大腸癌が増加していますが、腸内環境の悪化が原因とする見方もあり、大腸癌のリスクが高まっているのです。血流を良くするための運動も重要です。

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食事や生活習慣の見直しで大腸癌を予防できる?その方法とは

大腸癌は、大きなくくりで言うと生活習慣によって発症するので、食事や生活習慣を見直すことは大腸癌の予防につながります。


生活習慣の中でも、もっとも重要となるのが排便です。


昔は大腸癌が少なかった日本で、これほど増加しているのは腸内環境の悪化が原因とみられています。


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日本人は腸が長いため便秘になりやすいので、和食のように野菜たっぷりの食事で食物繊維を摂ることが必要です。


しかし、肉類が多くなった近年の食生活の欧米化によって、食物繊維や酵素の摂取量が大幅に減少し、そのせいで便秘になる人が増えています。


便秘になると腸内で有毒物質が生成されますし、悪玉菌が増殖して腸内環境が悪化するため、大腸癌のリスクが高くなります。


ですので大腸癌を予防するためには、きちんと排便を行う必要があるのです。


そのためにも食事を規則正しく摂るのはもちろん、たっぷりの野菜や果物で食物繊維を摂取すること、消化されにくい動物性脂肪を控える食習慣が大事なのですね。


そして、もう一つ予防のために必要なのが運動です。


人間の健康は、血液の流れと直結しています。


血行が悪くなると、肩こりや腰痛、頭痛など身体的な症状が引き起こされますが、同時に血液から栄養を補給して活動する体内器官の働きも衰えます。


また、血行やホルモンの分泌、コレステロールの調整などに関わる自律神経も乱れます。


このように、体の状態が悪化すると免疫力が低下して癌細胞が増殖しやすい環境になってしまうので、全身の血行を促進する適度な運動を毎日続けることが予防につながります。

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